カラオケで唄うのに、譜面を持って行く人はいません。ですからカラオケーナも譜面を使わないのが基本。どんな曲でも譜面なしで、カラオケーナすることができます。
曲は簡単なものを選ぶ。ことも考えなくてかまいません。ほとんどすべての曲は簡単に吹けるのです。
「でも、譜面をみたら、♭が4つもついていた。難しくてできません。」
大丈夫です。転調して調号を減らせばいいのです。
それから、譜面を見ちゃいけません。歌曲はみんな簡単ですから譜面はじゃまなだけ。
下の譜面は、「チューリップ」 咲いた咲いたチューリップの花が の部分です
どの譜面を吹いても同じメロディー。違うのは音の高さが違います。調号というのはどの音に♯を付けるか、という半音の場所を示していますが、本当はメロディーをどの音域で使うがというシフト記号なんです。
-Point-
調号はシフト記号
@の譜面は難しい。でも、そこから半音下げるだけでAのようにCメジャーで簡単に吹けます。音程が気に食わないなら
BCDでも簡単です。どんな曲でも、必ず簡単な指使いがあるんです。
1オクターブめしか出せない方はAで、2オクターブが出るようになったらBで演奏しましょう。
カラオケーナで一番大切なのは、このように演奏に簡単な調号を探すこと。
でも、 調を決めよう!なんて、難しいことは考えなくてもかまいません。適当に吹いて、一番簡単な指使いを探せばいいんです。
原曲を聞きながら合わせると、本来の調になってしまうので、メロディーラインだけを覚えましょう。それをケーナで吹いて、簡単に吹ける調を探します。最初の音をドからはじめて、音をひとつづつ上げてゆくと、どこかで簡単に吹けるところがあるはずです。
最後まで吹いて華やかさに欠けるなら、もう少し上の音域の調を探します。
大切なのは、難しくない調を探すということです。練習時間は、指使いではなくて表現を豊かにすることに使いたいからです。
-Point-
移調すれば、指回しを簡単になる。
調は原曲にこだわらず、ケーナの一番美しい音域を使える調にする。