今日、香川のスーパーマーケットで、SISAYのイベントがありました。妻が買い物の途中に見つけてメールで連絡してくれました。SISAYが無料でみられるなんて!

仕事を休んでも聞きたいと真剣に悩みましたが、今日の仕事はどうしても休めずにあきらめました。その代わり、二回目のステージをビデオにとってもらうことと、ステージの後に販売するVTRを買って帰るように、妻にお願いしました。


妻と子供の感想は、おとうさんのケーナと同じ楽器とは思えないようなよい音がしたそうで、感激したそうです。(ややくやしい)
普通に吹いているのに軽く高音が出る。リズム感が自然だ、ビブラートが早いなどと、具体的になにが優れているかを教えてくれました。

一番言われたのは、音質のことです。楽器が違うんじゃないと言われましたが、違うと思います。SISAYは黒檀の本体に牛骨の頭管、大きな切れ込みの歌口のケーナを使っています。この形のものは何度も吹いてみましたが、私の楽器よりも高音が出にくく、私が吹くとカリカリしたがさつな音がします。

早い曲が吹けたり、大きな音を出すことは練習でなんとかなりそうですが、音質となるとそう簡単にはマネできません。プロとアマチュアの決定的な差がここにあるのでしょう。

VTRを見ると妻と子供のいうとおりでした。この演奏を生で聞けなかったのが、本当に残念。息子も今まで触りもしなかったサンポーニャを試しに吹いてみたりしていました。楽器の興味を持たせるには、よい生演奏をきかせることが大切ですね。再確認しました。

注) SISAY エクアドルのフォルクローレグループ
 
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