ケーナへの道　ケーナを持ってカラオケに行こう

音が出たら、音程を変えましょう。

ドからオクターブ上のドまで、2オクターブの音階を吹きました。
低い音はよく響くように、高い音は力を抜いて雑音出さないように吹きましょう
出しにくい、シの音も力を入れないほうが楽に出せます。

１オクターブの運指表です。黒●が押さえる場所　小さい丸は裏孔

まずは低いドからソまでの音を出して見ましょう。

-Point-
低い音は、やさしく吹きます。ホーという息
高い音は、つよく吹きます。フーという息

ファの音は、指で孔を半分塞ぎます。この塞ぎかたは、プロでもいろいろな方法で塞いでいます。ルールはないみたい。

私は、指を少し回転させて開きます。

1オクターブの音を出し、息の流れをどんどん速くしてゆくと2オクターブの音が出ます。
-Point-
息を強くでなく、速く流すようにします。

２オクターブめの運指は、1オクターブと同じ。違うのはファ♯・ソの音で下の孔を二つ押さえることです。２オクターブのソは、大きな品のない音になりがちです。これで、ソが出しやすくなります。

オクターブの切り替え　
音が高くても低くても、唇の形は変えません。アパチュアはやや小さく。どんな時でも唇に力を入れたり、思い切り横に引いてはいけません。

唇はリラックスして、息の速度だけで音を切り替えます。

さらにアップで！（キモイ）
粘膜と唇のさかいめを使っています

-Point-
２オクターブ　ファ♯　ソは３．５番の孔をふさぐときれいな音になる

３オクターブめは大変、1年後に出すことができれば大成功！くらいの気持ちで気長にやりましょう。
シとレの音は難しいので有名です。何年か練習すれば出る人もいるくらいの気持ちで練習してみてください。３シまで使って演奏できる奏者は、あまりいません。出ないからといって気にしない。

３シに関して、悩んでいる方がたくさんいるの練習のポイントを書きます。

-Point-
コツは唇の力を抜くこと。管の内側から外に向かって吹き飛ばすように軽い息を入れると出ます。出しやすいひとつ前の音からポルタメントで持ってくるという手もあります。

自分のケーナが、シを出すことができるかどうか上手な方に吹いてもらって確認しましょう。構造的に出せないケーナも多いため、いくら練習しても無駄な場合もあります。

　　　（レは裏孔を押さえる方法もあります）↑

この運指は一般的なものです。３オクターブは、ケーナによって運指が違うので自分のケーナにあった指使いを探さなければなりません。

譜面の下に、ケーナの運指が表示されるプラグインを、お友達のtac2さんが作ってくれました。無料ソフトがベースですのでどんどんダウンロードしてください。
http://www-b.uec.tmu.ac.jp/shakuhachi/MuseScore_Quena/





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