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言葉や記譜法は、覚える必要ない
・前打音
まず、出だしのミーミですが「前打音」を使います。これは、小さな8分音符や斜め線の入った音符であらわします。基本の音を出す寸前に、上や下の音を基本の音に向かってサッと出します。音が2つ以上あると複前打音といいます。
最初の音が切れがよくなり、印象に残ります。非常によく使うテクニックです。覚えておきましょう。
・プラルトリラー
次のシーシは、前打音の前にプラルトリラーという装飾音を入れます。
二分音符のシの上にwのようなマークがありますね。これプラルトリラーの記譜法。
この記号がある場合は、右のように基本の音から上に上げてすぐに下げる。タララ〜って感じですね。これもとてもよく使うテクニック。
プラルトリラー記譜 実演奏
・モルデント
プラルトリラーのマークの真ん中に線が入っているのはモルデントといって、基本の音の下から入って戻る。
プラルトリラー記譜 実演奏 モルデント記譜 実演奏
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旋律にない音を一瞬出して、元の音を印象付けるのが装飾音
譜面に指示がなくても、自分のセンスを信じてどんどん入れてしまいましょう
入れ方が分からない場合は、上記の譜面を見て基本パターンを練習します