ケーナ製作記録
12/17/05  

新しい設計の木管を一本作りました。木管は黒檀をなどの硬い木がほとんどです。ヤマハのケーナは柔らかい木を使い、やさしい音がします。でも、私には歌口が大きすぎるし、内径が少し太い。など、私の好みとは違う部分があります。そこで、自分で注文することにしました。

かえでの木を内径17mm、外径25mmに削っていただきました。簡単な加工なのかと思っていたら、ほとんどの木工旋盤加工業者さんでは、穴が深すぎてできないと断られてしまいました。やっと見つけた専門の機械をもっていらっしゃる工場。少しのロット数、時間のかかる加工、儲けにはならない仕事をお願いして請けていただきました。少し注文と違う出来上がりになり、はじめの設計通りにはゆきません。でも、きれいな色、やさしい肌ざわり。もう少し苦労して、ものにしましょう。


12/17/05                          
音程が悪いのは、私のせいで、ケーナに責任はありません

びっくりしました!アルミのケーナ。孟宗竹さんに作っていただきました。ピカピカでかっこいい!お尻の栓はどうして作ったの?金色でこれまたかっこいい!以前に交換したケーナで私のチューニングの癖をわかっていただいたようで、私好みの調整になっています。うれしい!

こんなに簡単に3オクターブが出るケーナは初めてです。3シだってシュルンと出ます。硬い音を想像しましたが、黒檀のほうがずーっと硬い音です。この音を聞かせたくて、家族を集めました。たくさんの人に聞いていただきたいので、一曲録りました。聞いてください、金属のとは思えませんよ。

以前鉄パイプで作ったときは、とても貧弱な音で使い物になりませんでしたが、アルミは使えるんですね。きれいな直線的な内径が、音を出しやすくしているのでしょう。問題はひとつだけ・・寒い日に吹くと、少し冷たい・・。

 
12/24/05
                   
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クリスマス用に暖めておいた、企画ものケーナ。シルバーの本体に赤い皮のストラップ、緑のテープでクリスマス仕様です。楽器としてちゃんと使えますよ。アクティブコンテンツのため、エクスプローラーで阻止される場合があります。その場合は、上のバーをクリックし「ブロックされているコンテンツを許可」を選択してください。ウイルスやプラクラの心配はありません。

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