待ちにまった三連休。この3日間ケーナ関係の作業だけしかしませんでした。
最近の課題は、ケーナ製作の再現性です。テーマは、「感と経験のケーナ製作から、データーの裏付けのあるケーナ製作へ」
そのために、たくさんの塩ビ管ケーナを作りました。一番上は、歌口から指穴の距離による音程の変化データーを取るための伸縮ケーナ。指穴は10mmと8mmに固定し、完全に音程のあった指穴の位置を確定する管です。歌口を外してたくさんの指穴のみの管を作った結果、調整なしで完全な音階が出る設計図ができました。
この管で得られたデーターを利用すれば、他の調の管も計算できるはずです。再現性を確認するためにF管を作りました。管長を変化させ、音程の比率を見るための換え歌口付き。その下は、指穴と開口端補正の関係を調べるための指穴調整管。まだまだたくさんのデーターが必要ですが、3日かかって一番基本となるものは分かりました。
3日間朝から夜遅くまで、チューナーに向かい、ケーナを吹いてはエクセルに数字を入れる。関数式を作って独り言を言っている。私は、とても変わり者です。 |
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