以前作ったのと同じ、斑点が入った竹で作りました。曲がりがきついのですが、押さえ易さよりも、音質重視で歌口の位置を決めました。歌口側が19mmとやや太く、管尻が17mmとちょっとテーパーがきつい竹でした。これだけ違うと管尻の内径を削るにも限界があります。直管にはできませんし、削り過ぎるとぺらぺらな音になります。
低音のチューニングが難しくなるので、管尻はコルクにして、動かしながら一番よい位置を見つけます。指穴は11mmか12mmほしいところですが、オクターブがずれそうなので10.5mmとやや控えめにしました。それでも30セント以上ずれました。残念・・
歌口が納得できず、何度も削っているうちに大きくなりすぎてしまいました。そこで木工パテで埋めて再形成。これで、なんの問題もなく音がでます。輸入ものの大きな歌口もこの方法で生まれ変わりますよ。お試しください。
あまり神経質にチューニングできませんが、耳で聞いて違和感のない程度にはなりました。2Fより上の音はあまり品がよくないなあ・・。
| |