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竹ケーナの作り方
 

竹を入手するのが一番大変


ケーナ用の竹の販売をしているのは
めんちくのケーナ工房





メンディングテープで、設計図通りにしるしを付けて、ドリルで穴開け



丸ヤスリで歌口を削ります。表が3、裏が7程度
写真のヤスリだけですと狭くなってしまうので、丸棒にヤスリを巻きつけて仕上げます
詳しくは、「ケーナの作り方 塩ビ管」を見てください


幅10mm 深さ8mmくらいで
息が余る方、大きな音を出したい場合は、さらに幅広く深く作ります


ピアノやチューナーで音程確認

低い音は、孔を上に広げて調整します


出来あがり
作る?買う?


竹で作るのは大変。竹ケーナ制作はあまりお勧めしません。


竹には同じものがないため、図面は参考程度。何十本も作って、調整力を付ける必要があります。経済性を考えたら、プロが作ったものを買う方が何倍もお得。


私も何百本も作りましたが、こつなんて分からないまま。


私が竹ケーナを作る時は、内径を成形してテーパーも含め設計図通りに作ります。とてもたいへんなので簡単には紹介できません。


ケーナを十分に響かせる技術がなければ、作ったケーナの音程が正しいかどうか確認する方法がありません。チューニングもできませんから、初心者の方はまず正しい音程に作られたケーナを正しく吹けるようになってから、制作をするようにしたらいかがでしょうか。


でもね・・


自分が作った楽器が、すばらしい音を響かせる。その感動を味わったら、ケーナ作りから足を洗えなくなります。趣味には最適です。苦労を楽しめる余裕のある方はぜひ挑戦してみてください。楽しいですよ。


チューニング


竹ケーナ製作は、十分にケーナを吹奏できることが前提になります。この十分というのは、一応吹けます!ではなく、しっかりとした息を安定して出せる。という意味です。
どれだけ製作の技術が上がっても、吹奏力がない方によい楽器は作れません。

製作力=チューニング力=吹奏力だと思って、よい楽器を作るためにケーナの練習をしましょう。


・まず


自分のお気に入りのケーナと同じ太さの竹を探して、同じ位置にやや小さめの穴を開けます。この時気を付けるのは、同じ外径の竹ではなく、同じ内径の竹を探すことです。竹は節の部分で内径がくびれているので、節そばの切り口から見ただけでは内径は分かりません。ケーナの全長(G=38mm)程度のところでカットして、内径を測定します。


歌口を作って音を出します。元のケーナよりも小さめに指孔を開けてあるので、音は低くなっているはずです。そこでナイフやヤスリで穴を大きくしながら音程を合わせます。


簡単に穴を大きくするには
ルーターで孔の上を削る
ハンドドリルなら、三角の回転ヤスリで摩擦で大きくする


・オクターブの調整


私は2オクターブめの高い音に合わせます。低い音は多少音程悪くても気になりませんが、高い音のずれはほんの少しでも気になるからです。


穴ひとつひとつに調整のコツがありますが、これは文章では伝えらません。経験を積むことで正確に調整できるようになります。


・最終調整

最初はチューナーを見ないで、音を出します。音が安定した時にチューナーを見て何セントずれているのかチェックします。チューナーをずっと見ていると、息で音程を調整してしまいます。本当の性能を見るには、その孔の一番響く音を出して、その音の音程をチェックする必要があります。


次に、実際に演奏してみて音程のおかしい音を探します。チューナーではピッタリだったはずの音が、演奏すると30セントもくるっているなんて、普通です。チューナーよりも自分の耳を信じて調整しましょう。


動画
おおらかな製作風景

Haciendo Quenas - Rene De La Rosa - Kennaxtreme





quena andante
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